SSSの教育制度



1990年住友化学入社、1993年に住友化学のシステム部門へ異動し、その後1997年にSSSへ出向して以来、ITインフラの導入から運用管理、三井住友統合プロジェクトでのSAPシステム開発リーダーなど、運用からコンサルタントまで幅広く経験。SAPシステム導入後は、エンドユーザーのための教育企画を手掛け、教育講師や運用メンバー約90人を育成し、全国にある住友化学の事業所へ送り出した。2012年〜2014年、社内技術研修の講師を担当。







 

現場で“即戦力”になるための技術研修


まず、内定者には入社までにITパスポートの資格を取得してもらいます。
入社後の技術研修は3カ月間に渡って、SSS社員がITを基礎から教えます。実際にプログラムを作って動作させながらコンピュータの仕組みや基本を理解させるなど、現場で使えることを意識した教育カリキュラムを組んでいます。
事前教育なしでいきなり現場に配属すると、“即戦力”としては難しいんですね。現場の話についていけず、仕事が面白くならない。実務面はまだわからなくても、「用語を聞いたことがある」だけでも仕事の立ち上がりが早くなりますし、モチベーションが違ってくると思っています。


現場をよく知る社員が講師役


4年前までは研修を外部委託していましたが、現場への適応力の向上を目指し、SSSの社員を講師にして研修をすることにしました。社内の現場やプロジェクトをよく知っている人間が講師をすることで研修内容が充実し、新入社員たちの習熟度や理解度が格段に上がりました。研修修了後のアンケートで「よく理解できた」、「大学の講義よりもわかりやすかった」と言ってもらえると、私もやりがいを感じますね。


理系・文系問わず、一緒に受講する


他のビジネスマナーやヒューマンスキルの研修と同様、IT技術研修も理系・文系を問わず、新入社員全員が一緒に受講します。もちろん、最初はIT知識に差はありますが、理解が追い付かない社員には個別にフォローしたり、同期同士で教え合ったり、同期みんなで同じ目標に向かって頑張れるように指導しています。 理系出身者には技術力やIT知識の高さがあり、文系出身者には文章作成能力や語学力の高さがあります。システムコンサルタントのような上流工程に携わる頃には、高いレベルの技術力、論理的思考、語学力等が求められますので、研修や実務でその両方を磨いていけば、理系出身者、文系出身者のどちらでも力を発揮できると思います。


入社5年目までは育成を重視


SSSでは入社5年目までは「育成部門」という位置づけで、さまざまな教育・研修の機会を与えています。そのうち技術研修は年間およそ20回、受講者数は5〜10人規模が多いですね。それぞれの配属部署で必要とされる実践的な技術について教えています。
外部委託の講師ですと研修後のフォローが難しい面もありますが、私の場合、社内にいますから「何かわからないことがあれば講師役の社員に聞けばいい」と安心感をもってもらえるのも社内講師のメリットだと思っています。





ITサービス部・サイトサービス・東京
2014年新卒入社





入社前に技術的な知識を学べてよかった


内定者研修で説明を聞きながらパソコンを組み立てたのは印象的で楽しかったです。SSSでは入社前にITパスポートの試験を受けるのですが、文系出身の私には聞き慣れない単語ばかりで、合格できるか不安でした。しかし、同期に教えてもらったり、自習中に質問をためておいたりして、内定者研修で集まったときにまとめて聞いたおかげで、少しずつ不安は解消されていきました。今となっては、入社前に技術的な知識を学べたのはよかったと思います。

入社後の技術研修もついていくのは大変でした。知らない単語が飛び交い、講義の内容がすぐには呑み込めませんでした。それでも分かるまで質問し、何とか理解しようと心掛けていました。覚えなければいけない単語も多すぎて、帰宅後に調べたり空き時間に復習したり、とにかく必死でした。配属後に実務を経験してから、ようやく点と点が線になり、研修で学んだ内容の理解がぐっと深まりました。

新人研修の後半には各地を回って、SSS社員30人にインタビューをしました。研修中に人事部や総務部の方には会いますが、現場の先輩と話す機会はあまりありませんでした。インタビューでは仕事の話はもちろん、プライベートな話もお聞きできたので、社員の方々と親しみがもてる良いきっかけになりました。