社会に大きなインパクトを与えるビジネスを支えているということ
入社以来、サイトサービスを担当し、ITインフラに精通するSE。
彼が26歳のときに巡ってきたチャンスは、
サウジアラビアの現地法人でITインフラを担当する業務だった。
多国籍の現地スタッフとの仕事を通じて、彼が得たものとは何か。


業務の基本はコミュニケーション

2014年3月に大分工場へ異動してきました。現在、担当している業務はサーバ管理がメインで、現地のサーバおよびネットワーク機器の高経年化更新の案件にも参画しています。入社以来、サイトサービスのネットワーク領域とサーバ領域を数年ずつ経験しており、そのキャリアを生かしています。住友化学は日本国内だけでも各地に事業所や工場が点在していますから、地方ごとにサーバ拠点があります。同拠点内でのコミュニケーションミスが障害の原因になりますので、お互いに情報を流し合うことで、全体を調整していくことが大切です。サーバ管理というと技術的な要素が強い業務だと思われるかもしれませんが、連携を良くするためのコミュニケーション力、調整力がとても問われる仕事なんです。



力試ししてみたい!26歳でサウジアラビアへ

2006年頃、住友化学の海外進出が盛んだった時期に、海外赴任の話をいただきました。その1年前に中国・大連に業務をアウトソーシングするプロジェクトがあり、私は国内から現地法人を通じてITインフラを調達する担当をしていました。そのときは現地赴任ではなく、国内から指示する立場でしたが、グローバルな仕事はやりがいがありました。
2006年に住友化学がサウジアラビアの国営石油会社、サウジ・アラムコと合弁でペトロ・ラービグ社を設立することになり、ITインフラの担当者として「ぜひ力試ししてみたい」と自ら立候補しました。とはいえ、英語が話せるわけでもなく、語学力がなくてもITインフラに精通しているキャリアを評価されて、チャンスをいただけたのはありがたかったですね。赴任の話が決まってからNHKの英会話講座や語学学校に通って、猛勉強しました。

会社立ち上げをITインフラ構築で支援する

サウジアラビアで会社の立ち上げを最初から最後まで見られたのは貴重な経験でした。IT基盤にかかわるパソコン、サーバ、ネットワーク部分の支援をしました。パソコンのセッティングといっても、市販のパソコンを置いて「さあどうぞ」という簡単な作業ではありません。プラント設計のCAD用にしたり、経理用にしたり、営業職用にはモバイル使用ができる業務に適した形でお渡しする。各スタッフの業務内容をヒアリングしてカスタマイズする、なかなか大変な作業でした。何かトラブルが起きれば対応にあたるのも私の仕事でした。設立当初、現地スタッフのセキュリティ認識が薄く、ウイルスのトラブルが多かったですね。ウイルスが蔓延したので予算をとってウイルスソフトを導入したり、対策の提案したり、現地の人にリテラシーを教えたり。少しずつセキュリティレベルを上げていきました。



グローバルな職場で知った、日本人の強み

現地スタッフは、インド人、フィリピン人、アメリカ人、ネパール人、イングランド人、エジプト人、など多国籍なメンバーでした。外国人の方は、日本人と違ってスキルアップの意識がとても高いんですね。1〜2年仕事したら、給料のいいところへ転職したい、そのためのスキルアップと割り切っている方が多いように感じました。プロとしての自尊心が強いこともあり、協力的とは言えない部分もありました。その点、日本人はお客さまの満足度を得たいという姿勢がとても強い。電車が定時にくるように、日本のサービスの優れた点がわかりましたね。日本人の顧客サービスに徹する、仕事をきちんとする、これが世界に通用するんだと。サービス力+技術力、この二つが揃えば世界でも有数の人材になれる。改めて、自分の専門性を高める必要性を感じましたね。

異動はスキルを伸ばす恰好のチャンス

私は愛媛県出身で、愛媛にも住友化学の工場がありますので、地元で働くという選択肢もあるとは思います。ですが、私は、部署の異動に伴って大阪、海外、大分と、ほぼ3年サイクルで転勤しています。転勤で働く環境が変わると、いろんな場所でさまざまな人と仕事をする機会が増えますよね。そういう面では、SSSは自分のスキルを伸ばす恰好の環境が揃っていると捉えています。
SSSの方針として、社員の知見を増やすためのローテーションを目的にした異動が多いので、転勤がイヤだという人には向かない会社かもしれません。大阪のサイトサービスグループは西日本に点在する住友化学の支店や小規模拠点を見ている部署ですので、所属していたときは出張も多かったですね。
SSSは、私が海外赴任を経験したように、本人の意欲さえあれば道が拓ける会社だと思っています。コンピューターが好きだという人に入社してほしいですね。好きこそものの上手なれ、好きなものを突き詰めるのが何かを極める近道ですよね。SEは、日々勉強しないといけない職種の一つです。“好き”な気持ちから“プロ”へと少しずつ精度を上げていけば、知識が無限に広がっていきますから、やりがいのある仕事につながると思っています。
これまでのキャリア

愛媛県出身
愛媛コンピュータ専門学校 卒
1999年 SSS入社

商業高校卒業の後、専門学校でコンピューターを勉強。SSSへ20歳で入社。

1999 〜2005年
第1事業部 第3グループ・大分工場
大分地区:住友化学、住友製薬およびグループ会社のITインフラ(PC、サーバ)の維持運用業務に従事。

2005 〜 2006 年
第1事業部 第3グループ・大阪工場
海外プロジェクトに初参加。国内から中国・大連の現地法人を通じてインフラ担当として調達、調整を行う。

2006 〜 2009 年
サウジアラビア赴任
住友化学がサウジアラビアの国営石油会社、サウジ・アラムコと合弁でペトロ・ラービグ社を設立し、同社のIT インフラ全般を担当した。

2009 年〜 2013 年
インフラサービス部データセンター・大阪
(道修町)
住友化学全社システムのe ラーニングシステムの構築・運用、グループウェア系ユーザー管理などを担当。

2014 年1月〜
IT サービス部サイトサービス・大分工場
住友化学大分工場のIT インフラを担当。



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